エッセンシャルオイル(精油)

エッセンシャルオイル(精油)

芳香植物より抽出した100%天然のものをエッセンシャルオイルといいます。有効成分を高濃度に含んだ揮発性の芳香物質です。確かな品質のものを使用して下さい。安く売られているオイルや合成香料のポプリオイルはアロマテラピーには使用できません。
ケモタイプ

植物から抽出される芳香成分は日照、自然、土壌の組成成分などさまざまな要因により、同じ植物でも品種や蒸留する場所により含まれている成分が微妙に違います。ケモタイプはどんな成分がどんなバランスで含まれているかによってタイプが分類されている精油のことです。
パッチテスト

同じ精油でも人によってはアレルギー反応を示すことがあります。精油は腕の内側など目立たないところでパッチテストを行なってから異常のないことを確かめた上で使って下さい。赤くなったり、かゆくなったら使用は中止して下さい。その精油はあいません。
使用上の注意


体調や症状によっては使用しない方がよい精油もあります。安全性を確認した上で使用して下さい。

子供やペットがあやまって飲んだりしないように保管に気をつけて下さい。

原液のまま肌につけないで下さい。

飲まないで下さい。

妊婦、授乳期の方は使用しないで下さい。

乳幼児には使用しないで下さい。

柑橘系の精油は光に当たると炎症をおこします、肌につけたあと4時間は光に当たらないようにして下さい。

精油は揮発性が高い為使わない時はしっかりと蓋をして、冷暗所で保存します。

精油の抽出方法


エッセンシャルオイルはどのようにして抽出するのでしょうか?主な方法は次のとおりです。

水蒸気蒸留法:
ほとんどの精油(90%)はこの方法で、古くからおこなわれている方法です。
蒸留釜の中に花を入れ底から蒸気を入れ加熱します。すると芳香分子が蒸気に溶け出します。この蒸気は冷却装置を通ると液体化します。水に溶けない分子と蒸留液になった水が出来上がります。比重の軽い精油成分は水に解けなく浮きあがります。これがエッセンシャルオイルです。この時の蒸留液も芳香成分が含まれておりハーブウオーターとして利用します。

圧搾法:
柑橘類(レモン、オレンジなど)の精油はこの方法で抽出しています。柑橘類の果皮を圧搾して出来た液体からオイルを抽出します。

溶剤抽出法:
有機溶剤の中に花を浸して芳香成分を溶かし出す方法です。
でもこの方法は溶剤を完全に取り去ることがでしません。この方法で抽出した精油はアブソリュートといわれ水蒸気蒸留法の精油と区別しています。ジャスミンがこの方法です。

この他、アンフルラージュ(冷侵法)マセレーション(温侵法)などがあります。 

精油の働き


嗅覚:
芳香成分は嗅覚を通じて脳に刺激を与え、リラックス作用、リフレッシュ作用など心理的効果があります。

吸入:
鼻から吸収された芳香成分は肺の血管に吸収され、血液の中に入って体内に吸収され全身の器官に作用します。のどの痛み、鼻づまり、眠気、不安、緊張などの緩和に効果的。

皮膚:
皮膚真皮の毛細血管から吸収された芳香分子は血管まで到達して、血流に乗って体のさまざまな器官に作用を及ぼします。