ヤロウ

ヤロウピンク

ピンクヤロウ 2000.6.25撮影

学名:achillea millefolium
原産地:北アメリカ ヨーロッパ 
分類:多年草 キク科

地味なヤローにはさまざまな力が秘められている。一枚の小さい葉は、手押し車いっぱいの堆肥原料の分解を促進し、根の分泌物は、近くに植えられた他の植物の病気に対する抵抗力を活性化させるとともに、それらの薬用成分や効果を高める働きがある。

ヤロウはすぐれた治癒効果を持っている。学名アキレーAchilleaは、ヤロウの止血効果を知っていた英雄アキレスが、ギリシャ、トロイの戦いにおいて傷ついた多くの兵士を救ったことに由来すると言われている。

古くから聖なる力があるとされるヤローの茎は、ヨーロッパではドルイド教の僧侶たちDruidsが季節の天気を占うために用い、一方中国では、秦の始皇帝の後ろだてによって、未来を予言する道具としてヤロウの茎がつかわれていた。

栽培:
日あたりを好むが少々の日陰にも耐える。適度に養分があり湿り気のある土。播種や根分けは春か秋に行なう。
2度咲のため花が終わったら茎ごと切り戻すとよい。室内栽培には向かない。

利用:
生葉をきざんで加えると、堆肥の活性化を促し、分解、発酵を早める。肌をなめらかにするためのフェイスパックやくつろぎのための浴用にするとよい。
ひげそり後に生葉をあてるとよい。
お茶は消化吸収を助け、生理不順を治し、体内を浄化し、発汗を促すことにより風邪に対しても効果がある。
ドライフラワーとしても広く利用されている。