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Macintosh SE/30の分解手順〜その6

画面の調整
以下の作業は画面を映しながら作業を行いますので、感電・ショートの事故には十分注意をして下さい。
作業前に、本体からリアハウジングだけを外した状態まで組み立て、あるいは分解をします。シャーシの下部にはシールドがありますので、それは付けたままで結構ですので雑誌などの上にMacintoshを置き、指輪やネックレス、ブレスレット、時計等の金属アクセサリーを外してから作業を開始します。
キーボード、マウスを接続して電源ケーブルをさして、電源を投入します。正常に起動しましたら、調整作業に入ります。コアドライバーセットを使用するか割り箸を削って使用します。金属ドライバーは事故防止の為にも使用しない方が良いでしょう。

画像調整 1)明るさ調整
マシンの正面下部の照度つまみを一番明るくします。次にアナログボードの照度つまみ(Cut-off)を徐々に回して画面に走査線(ラスター線)を見えるか見えないかのギリギリまで調整します。

2)画面サイズ調整
アナログボードの幅調整(Width)と高さ調整(Height)を回して、表示の幅を178ミリ、高さを120ミリに調整します。

3)フォーカス調整
画面にEXCEL等のワークシートを表示させてフォーカス(Focus)を最良の位置に合わせます。

4)表示位置調整
これが一番やっかいですし、感電事故を起こしやすい作業です。もしも表示位置が中央になくても我慢出来るなら手を出さないのが賢明です。
もしも許容範囲を逸脱している場合は一旦電源を切り電源ケーブルを外し放電作業を行った後に、CRTのネックにあるセンタリング・リングと呼ばれる2枚の板を回します。接着剤で固定して有る場合は接着剤を除去します。

準備が整ったら電源を投入して画面を表示させます。
2枚のリングを回し、画面が中央に寄るか、片側に寄るかを決めます。画面前に鏡を置いて映しながら作業すると楽です。
先に画面側のリングを固定して後側のリングを回して、次に後側を固定して画面側を回します。これを交互におこないCRTの中央に表示領域がくるように調整します。
この作業を行った後はもう一度サイズとフォーカスの調整を確認します。

どれも、厳密な調整をおこなう必要はありません。無理に最高の画面を追いかけるよりは少しは妥協することも必要です。

アナログボードが古くなると抵抗やコンデンサの消耗で完全な調整が出来ない場合も有ります。その場合はアナログボード自体を交換するか調整ボリュームやそれに関連する部品を交換することも必要です。


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